今回は、モルモット大国であるアメリカのサイトを中心に、出産についての記事を紹介させて頂きます。一般の飼育本・飼育情報サイトに掲載されている情報は割愛し、あまり知られていない情報を厳選して紹介致します。これから交配を考えている方、すでにモルモットが妊娠している方などに参考になれば幸いです。

■出産時にはモルモットの骨盤が一気に開く

Reproduction and Breeding
About 48 hours before birth, you may be able to feel a gap of 15mm or so. At birth it can increase to 2.5 cm (1-1.5")

このサイトによると、出産48時間前には約1.5mmの骨盤(産道)の開きが見られますが、出産時には約2.5cmまで開くそうです。妊娠適齢期を過ぎると、骨盤の開きが悪かったり、全く開かない「骨盤の癒着」が発生する可能性が高くなります。

モカの場合、出産一か月前に撮った1枚目のレントゲンと出産二週間前に撮った2枚目のレントゲンを比べるとほとんど開きは変わらず、幅は1-1.5cm程あるように見えました。二週間も間が空いてもほとんど変わらなかったということは、最後の二週間でじっくり、もしくは出産直前に一気に開いたものと予想されます(もしくはその両方)。


■妊娠、出産時に骨盤が開くのは人間とモルモットとコウモリ

The rat's pubic symphysis
Such relaxation of the pubic symphysis during pregnancy occurs in humans, guinea pigs and bats (Thoms 1936, O'Connor et al. 1966, Steinetz et al. 1983, Talmage 1947)

だけ!?なのかは不明ですが、意外な組み合わせでした。やはり、人間とモルモットは、ビタミンCを体内で生成できないところも含め、あらゆる面で似ているんですね。

そういえばコウモリも顔はねずみっぽいからげっ歯類なのかな?と思って調べてみたら全然違って、翼手目(よくしゅもく)という分類だそうです。

・ウィキペディアより
翼手目は約980種が報告されているが、その種数は哺乳類全体の4分の1近くを占め、ネズミ目(齧歯類)に次いで大きなグループとなっている。

そんなにいるの!? 予想以上に偉大だったコウモリ…。ちょっと脱線してしまいましたね。戻ります!


■出産時、人間の手伝いが必要になることもある

How to Help a Pregnant Guinea Pig
The mother will nip each amniotic sac, allowing the baby to breathe air, and then she will lick the baby clean. But if two babies arrive close together, she can only tend to one of them...略

基本的に母モルモットは出産後に何をするべきか本能で理解しますが、2匹の赤ちゃんが産まれる間隔が短かった場合、どちらか1匹の面倒しか見れない場合もあります。例えば、羊膜を破る行為は、赤ちゃんが息をするために必要なプロセスです。1匹が羊膜を破られずに放置されている場合は、爪で優しく羊膜を破り、赤ちゃんの頭を出してあげましょう。赤ちゃんの呼吸を確認したら、あとは母モルに任せましょう。


以上、いかがでしたでしょうか?少しでも参考になれば幸いです。今後も有益な情報を発見したら、紹介したいと思います!